2014年4月6日日曜日

【時制の種類】


英語の時制には次の12種類があると考えられます。



   ・現在形   1

   ・過去形   1

   ・未来形(助動詞)  1(まとめて)

   ・進行形(現在・過去・未来)  3

   ・完了形(現在・過去・未来)  3

   ・完了形+進行形(現在・過去・未来)  3



 以上の合計12種類です。



 では、この12種類の時制を、【具体】と【抽象】に区別してみると以下のようになります。



   【具体】 (目の前の具体的な事実を表す)
 
     ・現在形  1

      →合計1



   【抽象】 (頭の中で抽象的に思考する仮説や推測を表す)

     ・過去形   1

     ・未来形(助動詞)  1(まとめて)

     ・進行形(現在・過去・未来)  3

     ・完了形(現在・過去・未来)  3

     ・完了形+進行形(現在・過去・未来)  3

      →合計11



 以上から言えることは、「英語は時間を圧倒的に【抽象的に】とらえている」、ということです。

 具体的な目の前に流れる時間よりも、頭の中での抽象的な思考によって、時間をとらえる傾向が強いのが英語の特徴です。

 日本語の時制よりも英語の時制のほうが複雑なのは、英語のこの特徴によるものであると、当ブログは考えます。