完了形は日本語にはない英語独特の形です。
これも、英語が具体と抽象を形で区別しているから、独特の形となるのです。
I study English. : study (現在形): 現在のみ
I have studied English for three years. : have + 過去分詞(現在完了形): 現在+過去
現在: 目の前の出来事を目で見る → 事実の世界 → 「具体」の世界
過去: 過ぎ去った出来事を頭の中で想像する → 空想の世界 → 「抽象」の世界
現在完了形には、抽象を表す過去分詞が使われています。現在形が目の前の具体的事実だけをみているのに対し、現在完了形は、過ぎ去った過去への想像と、目の前の具体的事実の両方をみており、両方を結びつけているのです。現在完了形は、抽象をともなう表現であるため、具体を表す現在形とは区別された形をとっています。
よく完了形には、4つの意味があると参考書に書かれています。完了・結果・経験・継続です。これは次のように整理することができます。
現在完了: 現在 + 過去 → 過去と現在を結びつけている → 「過去 ⇒ 現在」
過去と現在の結びつけ方の4つの解釈
ある一定期間に何かをした → 終わっていることに注目 → 完了 → ~してしまった
ある一定期間に何かをした → まだ終わっていないことに注目 → 結果 → ~した(そして今も~だ)
ある一定期間に何かをした → 回数に注目 → 経験 → ~したことがある
ある一定期間に何かをした → 今も続いていることに注目 → 継続 → ずっと~している
結果と継続は同じように思えるのですが、重要なことは、これは結果だ、これは継続だ、というように分類することではなく、文脈に応じて適切な意味をつかむことです。その際助けとなるのは、いっしょに使われる頻度が高い次のような語句を手がかりにすることです。
完了 (~してしまった) → just (もう), already (すでに), yet (まだ)
経験 (~したことがある) → once(1回), twice(2回), ~times (~回)
継続(ずっと~している) → since(~から), for(~の間)
結果にはよくいっしょに使われる語句は特にないように思われます。
最後に次の点をまとめておわりにします。考え方は現在完了形と同じです。
過去完了: 過去+さらに過去(大過去) → 過去と大過去を結びつけている → 「大過去⇒過去」
未来完了: 現在+未来(これからのこと) → 現在と未来を結びつけている → 「現在⇒未来」
*「未来」は助動詞を利用して表します。
これも、英語が具体と抽象を形で区別しているから、独特の形となるのです。
I study English. : study (現在形): 現在のみ
I have studied English for three years. : have + 過去分詞(現在完了形): 現在+過去
現在: 目の前の出来事を目で見る → 事実の世界 → 「具体」の世界
過去: 過ぎ去った出来事を頭の中で想像する → 空想の世界 → 「抽象」の世界
現在完了形には、抽象を表す過去分詞が使われています。現在形が目の前の具体的事実だけをみているのに対し、現在完了形は、過ぎ去った過去への想像と、目の前の具体的事実の両方をみており、両方を結びつけているのです。現在完了形は、抽象をともなう表現であるため、具体を表す現在形とは区別された形をとっています。
よく完了形には、4つの意味があると参考書に書かれています。完了・結果・経験・継続です。これは次のように整理することができます。
現在完了: 現在 + 過去 → 過去と現在を結びつけている → 「過去 ⇒ 現在」
過去と現在の結びつけ方の4つの解釈
ある一定期間に何かをした → 終わっていることに注目 → 完了 → ~してしまった
ある一定期間に何かをした → まだ終わっていないことに注目 → 結果 → ~した(そして今も~だ)
ある一定期間に何かをした → 回数に注目 → 経験 → ~したことがある
ある一定期間に何かをした → 今も続いていることに注目 → 継続 → ずっと~している
結果と継続は同じように思えるのですが、重要なことは、これは結果だ、これは継続だ、というように分類することではなく、文脈に応じて適切な意味をつかむことです。その際助けとなるのは、いっしょに使われる頻度が高い次のような語句を手がかりにすることです。
完了 (~してしまった) → just (もう), already (すでに), yet (まだ)
経験 (~したことがある) → once(1回), twice(2回), ~times (~回)
継続(ずっと~している) → since(~から), for(~の間)
結果にはよくいっしょに使われる語句は特にないように思われます。
最後に次の点をまとめておわりにします。考え方は現在完了形と同じです。
過去完了: 過去+さらに過去(大過去) → 過去と大過去を結びつけている → 「大過去⇒過去」
未来完了: 現在+未来(これからのこと) → 現在と未来を結びつけている → 「現在⇒未来」
*「未来」は助動詞を利用して表します。
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