英文読解を取り上げていきます。
まず、当ブログの英文読解方法を提示します。
【「具体」と「抽象」でよみとく英文読解】
・「抽象」 : 作者の「意見」
「意見」は頭の中で想像する「抽象」的な思考
→作者の「抽象」的な意見をよみとく
→作者の「抽象」的ポジションをよみとく
・英語の特徴 : 「抽象」的ポジションを維持するためには必ず理由が必要
→その理由をよみとく
・「具体」 : 「抽象」的ポジションをサポートするための具体例や事実など
ポイントは、作者の「意見」、すなわち、「抽象」的ポジションをよみとくことです。
「抽象」的ポジションとは、作者の「抽象」的な立ち位置です。
例えば、「喫煙に反対である」、という意見を作者が英文に書いたとします。
この場合、「喫煙に反対である」、というのが作者の「抽象」的ポジションです。
そして、この「抽象」的ポジションを維持するために、作者はその理由を論じなければならないのです。
なぜなら、英語では、理由がなければその「抽象」的ポジションを維持できないからです。
日本語の場合はとくに理由を説明しなくてもなんとなくですますことができますが、英語ではそれが通用しません。
この英語の特徴をとらえる読解方法が当ブログの読解方法です。